ばかについて思うこと
ぼくは頭が悪い。これは残念ながら否定できない。
仕事中上司からのシステムの話をされたとき、神妙な顔で「ほ~」やら「なるほど」などとうなずいてはいるが8割は理解できていない。あとから2度3度失敗を繰り返しながらようやく理解するレベルだ。
俺と同時に入社した同期はどうか。
「ほ~」、「なるほど」…
ここまでは僕と同じだ。
しかし彼は次に話を聞いていた内容と直面したとき、完璧に問題を解決するし、そのプラスアルファの質問をして盛り上がっている。
いや、なんならミジンコみたいなものだ。
なぜこれほどまでに差があるのか。
彼は工業学部で小さい頃からPCを触ってきたといっていた。
その部分を比べると入社3日目までChromeのことを「チャーム」と読むと
信じて疑わなかった僕とはまさに天と地ほどの差がある。
(クロームって読むらしい。読者よ、勉強になったな!)
ちなみにchから始まるものはすべてちゃ~という読み方をしてきた。
char型?
もちろんチャラ型と呼んでいた。
ドラゴンボールの歌のせいだと思っている。反省はしていない。
僕が致命的に感じているのは何もPCの知識が足りないことではない。
「人の話を聞いてこなかったこと」だ。
普段の雑談の時なんて9割聞いていない。
女性の話なんて特にそうだ(相槌は世界クラスだと自負している)
だから仕事中、話を聞こうと思ってもちっとも頭に入って来やしない。
さすがはIQ2だ。
でも僕は、あほだから得してきたこともあると思っている。
例えばストレス。
3歩歩けば忘れる鳥頭の僕はもちろん晩飯のことどころかこの前何があったかなんて
覚えちゃいない。
だから何か知らんけど毎日楽しい。
後は行動力。
頭のいい人は行動する前、きっとあーだこーだ賢い頭を用いて様々のことを考える。
でもぼくはすぐに行動できる。
会社だって4か月ノ―スキルノ―貯金でやめれる。
どうだ頭のいい人よ。
ついてこれるか(どや顔)
あと最大の利点は人にやさしくしてもらえることだ。
前述のとおり僕は最大にばかだ。
隠そうともしない。
業務中、しょーもない質問をしては上司はあきれ顔をしている。
でも教えてくれる。
ちょっと成長したらめちゃくちゃほめてもらえる。
つまり、
ばか最高!!!ってこと。